2021/05/30
こんにちは
京都 伏見 小川庭園管理 小川です。
本日のテーマは
放置した大木、きれいな樹形にしませんか?
です。
シンボルツリーとして植えたのはいいけど、気づいたら大きくて手に負えなくなってしまった、、、。
こんなお悩みもあるかと思います。
そこで今回はそんな大木の剪定事情について写真と共にお話したいと思います。
1、放置した大木の危険性
大木に限らないですが、植木の放置はなにかと良くないことが多いです。
なかでも大木特有の危険性についてお話しします。
①枯れ枝の飛散
下から見る限りでは分からないですが、放置した木は中にまで(幹の中心付近)光が入らないので小枝が枯れていきます。
その枯れた小枝は枯れてそのままになっているか、あるいは他の枝に引っかかって落ちない状態になっています。
そうした枯れ枝が風が強いときなどに、飛んでしまうと周囲や自宅に損傷を与えてしまう危険性があります。
②電線へのひっかかり
電線への直接的な引っかかりの他、電線から各家庭への電線(送電線)が枝の中に入ってしまうなど。
茂った枝葉は表面積が大きいため、風の抵抗を受けやすく、枝葉の中に埋もれた電線も枝葉と共に揺れてしまうため切れてしまうことが稀にではありますが起こるようです。
③雨樋への落ち葉のつまり
2階部分を超えるような高さになると、飛散する落ち葉の量も大量になります。
2、剪定例
放置した木も中の枝を透いて(減らす)あげると見違えるようにすっきりします。
同時に高さも抑えることで、管理しやすくすることができます。
以下の写真は樹高約8mの柳の一種です。ご覧いただくと分かりますが、電線にかかり、2階屋根よりも高くなってしまっています。
電線にかからない&2階屋根より下げることができました。
また外形に自然な丸みを持たせつつ枝数を減らすことで、外観だけでなく木の内部への日当たりも改善しました。
3、総括
小川庭園管理ではこうした大木の剪定も多数実績があります。
このような木でお悩みの場合はいつでもご連絡くださいませ。