2021/04/07
こんにちは小川庭園管理 小川です。
本日のテーマは
食用・観賞用?一石二鳥の植木は○○
庭木としても美しい美観を持ちつつも、食用にもなる―そんな夢のような庭木をますは1本紹介します。
1、紹介する樹種
今回ご紹介する木は、ズバリ”ビワ”です。
ビワ、食べていますか?笑。スーパーではなかなか高値で売られていますよね。
このビワを自宅でとれたら、嬉しくないですか?
植木屋をしていると、ビワは庭木としてよく見ますが、そのほとんどが実を取らずに放置されています。
理由は様々ですが、一番もったいないのが、実がなりはするけれど、美味しくない・小振りで食べられないという事案です。
2、ビワの管理
ビワの管理は果実の中では比較的簡単とされています。
日当たりがよく、水はけの良い地であれば、すくすく育ちます。
高いものでは8mくらいにまで成長するので、庭木として鑑賞する上では、高さを3mくらいまでに留めるのが良いかと思います。
また、病気(がん腫病、灰腐病)を抑制するためにも剪定で内部の通気性を良くしてあげることが重要です。
肥料は2月頃にやります(寒肥)。
3、摘果
剪定、施肥、および薬剤散布(必要であれば)をおこなった後は待ちに待った実の管理です。
実が成熟する前に房あたり4つくらいまでに実の数を減らします。時期は4月中旬頃です。
このひと手間をかけるだけで、大きく美味しいビワが得られるため、1でもったいないと書きました。
実際の写真が下になります。
摘果前 摘果後
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4、総括
いかがでしたでしょうか。
是非、お庭にビワのある方はやってみてください。
また、小川庭園管理の業務内容の広さも知っていただけたかと思います(笑。
こうした作業は個別にお問い合わせのうえ、現地でのお見積り後の作業になりますので、まずはお気軽にご連絡くださいませ。
ありがとうございました。