2021/02/01
作業料金はどうきめるの?
こんにちは
小川庭園管理 小川です。
見積もりを取ってみようと思うけど、そもそも見積もりって何をするのという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
その場で内容を確認するのが難しいこともあるかと思います(当店はいつでも自由に聞いてください(笑))。
どういう方法(方式)で料金を決めているのか知っているだけでもお客様の安心に繋がるかと思いますので、今回は作業料金についてお話したいと思います。
1、作業料金の決め方
①作業単価方式
当店のように、料金を作業内容ごとに分けて、作業料金を弾き出す方法です。内容が明確ですので、依頼前にある程度価格が見通せ、また他の植木屋と比較検討できるのがメリットであるといえます。
現在は多くの植木屋が導入している方法です。後述する人工方式とは違い、作業員の人数や作業時間で値段を決めるわけではないので透明性がある反面、作業量が多いと、価格が高くなる可能性があります。
②人工(にんく)方式
人工方式は、作業員一人がどれくらいの労力(時間)で作業を終えられるかを基準に、料金を弾き出す方法です。例えば、丸一日なら2万円プラス剪定ごみ処分代で25000円、というような決め方です。この方式は、作業単価方式に比べて内訳の判断がつきにくい(高いか安い分からない)点が欠点と言えます。
作業量が少ない(1~2本)の場合などは極端に安くなる見積もりになるので、最低作業料金を設定して、それを下回らないように調整している場合が多いです。作業量が多い現場ではこの方式の方が安上がりになる可能性が高いのがメリットと言えます。
2、どんな場合に料金が上がるか
当店は①の作業単価方式を採用し、よほどのことが無ければ料金表の通りに料金を弾き出していますが、極まれに、作業料金が高くなる場合があります。
ここでは実例をあげてご説明したいと思います。
a)トラックが作業場に置けず、剪定ごみ搬出に時間を要する場合
→周辺環境の制約から、家の前やガレージ、そのそばに軽トラックを置けない場合はごみ搬出に相当な時間がかかりますので、「剪定ごみ処分費」にプラスの料金を頂戴することがございます。とは言うものの、今まで数回しかありませんし、追加費用も~2000円以内です。
→部屋の中を通ってごみ搬出をしなければいけない場合も上記に類似した事例です。ごみ搬出時に、枝葉をひとつも落とせないので、ごみ袋内に剪定ゴミを詰め込んでからの搬出となりますので、これもプラスの料金を頂戴しております。中庭での作業などがこれに当てはまるかと思います。これも追加費用は~2000円以内です。
b)複雑(特殊)な場所での作業の場合
→例えば、剪定あるいは伐採対象の木が高台にあって、木がそこから斜めに生えていて、その木の下に家屋がある場合です。枝葉を家にぶつけないよう細心の注意を払う必要があるほか、剪定ごみ搬出にも時間がかかります。こういったケースはごくまれにありますが、それでも追加費用は~3000円以内です。
総括
ざっくりではありますが、植木屋がどのように見積もりをするか少しでもお分かりいただけたかと思います。
小川庭園管理では、作業料金を明確にお伝えすることが何よりもお客様の安心に繋がると考えておりますので、お見積り時にご不明な点などあれば何でもお尋ねください。多くのお庭をできるだけリーズナブルな価格できれいにしたいとの思いで当店を立ち上げましたので、価格・クオリティには自信があります。
また、年始のご挨拶でも申し上げました通り、剪定以外でもちょっとした屋外作業(耕耘作業、ガレージの整理、重量物の移動など)も別途お見積りでご対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいね。以上、ご覧いただきありがとうございました。